こんにちは、まめのです。
2025年4月、web制作者として開業届を出しました。
…とはいえ、パート勤務が週4・9時〜16時あるので、
正直そんなにバリバリ働けるわけではなく、現在の収入はゼロです。
それでも今、なぜ開業届を出したのか?
出すまでにどんな準備や調べごとをしたのか?
つらつらと、リアルに書いていきます。
- 副業で開業届を出そうか迷っている人
- 開業までに何を調べたらいいか知りたい人
- 育児や本業があって「動ける時間が限られている」人
開業届を出した理由
開業届を出した頃、ちょうど「個人で仕事をお願いできるかも」というチャンスがありました(結局そのお話は流れてしまったのですが…)。
でも、今後も副業でお仕事をしていきたいと思っていたので、出しておけば後から動きやすいかなと思ったのがひとつの理由です。
そしてもう一つ、保育園の継続利用のために個人事業主になるという、現実的な理由もありました。

出す前に悩んだこと
正直、「そんなにやる気ないのに出してもいいのかな…?」という迷いはありました。
今は週4でパート勤務をしながら子育て中。
副業もほんの気持ち程度という状況です。
でも市の無料相談で税理士さんに聞いてみたところ、
「開業届を出すことで何か大きく状況が変わるわけじゃないですよ〜」
と柔らかく背中を押してもらい、提出を決めました。
開業届の出し方|とっても簡単でした
わたしが実際にやったのはこれだけ:
チェックも質問も特になし。
「えっ、これで終わり?」って思うくらいすぐ終わりました。
なので、ネットや郵送でもよかったかもしれません(笑)。
提出前に(不安だったので)市役所の無料相談を利用しました
「開業って何をどこまでやればいいの?」「青色申告って難しそう…」
そんな不安を解消したくて、市の30分無料相談(税理士対応)を予約しました。
あらかじめ本やネットで調べて、ピンポイントでわからなかったことを質問。
聞いた内容はこちら:
- 家賃計上(賃貸でもOK?割合ってどう決める?)
- オンライン帳簿ソフトのおすすめ
- ビジネス用のクレカや口座って本当に必要?
- 開業届以外に必要な書類は?
やさしく丁寧に教えてもらえて、不安が一気に減りました。
家賃の按分(あんぶん)はこう計算
家賃の一部を経費にできる「按分(あんぶん)」についても聞いてみました。
基本は、「実際に作業で使っているスペース ÷ 家全体の面積」で割合を出します。
たとえばPC作業を部屋の一角でしている場合でも、
「その部屋まるごと一室分」として計算するケースもあるそうです。
ビジネス用のクレカ・口座は「なくてもいい」
あると便利ではあるけど、必須ではないとのことでした。
クラウド会計ソフトと連携できるので、効率よく管理したい人にはおすすめ。
でも大事なのは、
「経費にした証拠(レシート・引き落とし履歴など)があること」。
副業レベルなら、プライベートの口座でも大丈夫ですよ〜とのことだったので、わたしはビジネス用は作らずにスタートしています。
インボイス制度、登録するべき?
対法人のお仕事をするなら、登録しておいた方が有利な場面は多いそうです。
ただし…
- 一度登録したら2年間は取り消せない
- 実際にインボイス発行が可能になるまで数ヶ月かかることもある(これはちゃんと調べた方がいいかも)
などの注意点があるとのことで、
わたしは今回はインボイス登録せずにスタートすることにしました。
今後の仕事の内容を見ながら、必要になったら検討するつもりです。
会計ソフトは「マネーフォワード パーソナルミニ」
freeeと迷いましたが、以下の理由でマネフォに決定:
- UIがわかりやすそうだった
- インボイス登録しないなら安い(年払いで月900円)
- ネットに情報が多く、初心者でも安心できそう
- 大手で信頼感がある
まだ触り始めたばかりですが、今のところ特に困っていません。
今後使いこなしてきたら、別記事で使い方メモも書いてみたいな〜と思っています。
おわりに|「まだ早いかも」と思っても、やってみるとすっきりする
副業の収入がゼロでも、開業届を出すことで「よし、やってみよう」という気持ちになれました。
もちろん、ムリに始めなくてもいいと思います。
でも、動きやすくするための“準備”として、一歩踏み出す選択肢があることを知ってもらえたらうれしいです。