【後編】感情を整えても、問題は解決しない?感情の奥にある本当に望んでいること(ニーズ)

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前編では、

「気分が下がった」と「意味がない」を、自分の中で飛躍して紐づけていたことや、

嫌な感情も含めて、いろいろな感情が「自分らしさ」をつくっているのかもしれない、

ということについて書きました。

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今回は、実際に子どもとのやりとりで感情のレッテル剥がしに取り組んだときの話です。

こんな人に読んでほしい
  • 子どもや家族とのやりとりでイライラしてしまう人
  • 相手が変わらないと「結局ダメだった」と感じてしまう人
  • 自分でコントロールできること・できないことを整理したい人
目次

子どもが「まだお風呂に入りたくない」と言った

ワークに取り組んだときの「事実」は、

子どもが、保育園から帰ってきて「まだお風呂に入りたくない」と言った。

事前にお風呂に入る約束はしていました。

そのときの身体反応は、

「胸の奥がモヤっとした」
「頭の中でイラッとした」

という感じ。

そこから出てきたラベルやストーリーは、

「お風呂に入るっていう約束を守れない子どもの対応が面倒くさい」

「ここで入らないと後の時間がどんどん後ろ倒しになっていく」

「そうなるとまた寝る前に“もっとテレビ見たかったー”“遊びたかったー”ってぐずる。その対応をしたくない」

というものでした。

もう相手をしたくない。

ニコニコ笑顔で近づいてきても、それすらイラッとしてしまう。

でも、

「それは事実?」

と考えると、全部が事実なわけではない。

今までの経験から高確率で起こると思っていることはあるけれど、 これから本当に起きる事実ではない。

私は何を不安に思っていたんだろう

他の意味づけを考えてみると、「あぁ、私は子どもに後悔する選択をしてほしくないだけなんだな〜」と思いました。

頼まれてないのに先回りして誘導しようとしちゃってるのかも。

私が勝手にやりたくてやっているものなのに、いつの間にか「あなたのために」になっていたから、裏切られたように感じたのかも。

それって子どもは悪くないんじゃない?

私が勝手にイライラして子どもに当たったら、違う負の循環が生まれちゃうから切り離そう。

そもそも、自分の心に余裕がある時はきちんと話を聞いていける。

だからイラッとしちゃったときは、きっと疲れているだけなのかもしれない。

この時期に読んだ『感情リテラシー事典』には、〈怒り〉についても書かれていました。

〈イライラ〉は〈不安〉が引き起こし、〈怒り〉は〈恐れ〉が引き起こす。

そしてそれらの根底には、相手への〈愛情〉〈愛着〉〈関心〉がある。

それ自体が悪いものなのではなく、感情的に怒るのではなく、〈恐れ〉や〈愛情〉を伝えるコミュニケーションを取ることが大切だ、と。

子どもに対してイライラしてしまうことも、何かしらの私の中の不安が引き起こしている気がしました。

その子の将来を案じるが故のものだったり、自分の中の何かが守れなくなる不安だったり。

まさに、自分のニーズですね。

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気持ちはフラットになった。でも……

ここまで書いてみると、その時は気持ちはフラットになり、余裕は出てきます。

でも、そこでひとつ疑問が出ました。

じゃあ放っておいて、自分にエネルギーや時間を注ごう、というわけにはいかない。

子どもの気分が変わるまで待ち続けるわけにもいかないし……。

フラットになることで、声掛けがいろんなバリエーションでできて、そのうちのどれかが子どもにヒットしてうまくいく、ということはあります。

だから、フラットになること自体はいいことだと思う。

でも、

なんというか、根本的な解決にはなっていないような気がする。

そこがなんだか腑に落ちていませんでした。

「根本的な解決」って何?

それをコーチに聞いたところ、

「自分だけでコントロールできることならなんとなく上手くいきそうだけど、幼い子どもがその中心にいるとなかなか難しく感じますよね」

とした上で、

「この話はゴールが曖昧なのかな」

という話になりました。

そして、

「“根本的な解決”とは何を無意識的に指していたのでしょうね」

と聞かれました。

そこで、「根本的な解決」について考えてみました。

私の中では、

根本的な解決=毎日「入る、入らない」のやりとりなくスムーズに進むこと

でした。

なんならこれ以外にも、お着替えをする・しないなど、日常生活におけるあれこれすべてに関連したものだと考えていました。

そして書いていて思いました。

これは他人(子ども)に変わってもらおうとしている部分も含んでいる。

子どもが実際どうするかは子どもの課題なのに、そこまでどうにかしようとしていたから、迷子になっていたのかもしれません。

「結果はどうしようもない。だったら今、何を考える?」

ここで『インサイド・ヘッド2』のある場面も思い出しました。

シンパイが、まだ起きてもいない不幸な未来を次々にシミュレーションする姿には、

「わかる〜!」

とかなり共感しました。

一方で、その不安のきっかけが、自分ではどうすることもできないものだったとき、

ヨロコビが、

「結果は私たちにはどうしようもない。だったら、今ほかに考えられることは?」

と、思考の向きを変える場面がありました。

自分の中では見えにくい「感情が暴走している状態」が、キャラクターたちの行動として描かれることで、とてもわかりやすく可視化されていました。

これも今回の話とかなり似ている気がします。

子どもが最終的にどうするかまでは、私にはどうしようもない。

では、

今、自分にできることは何なんだろう?

相手にゴールを握られていた

コーチからも、

コーチングの手法は、相手の行動をコントロールするものではない

と教えてもらいました。

こちら側で完結する部分のゴールにコミットする中で、気づけば相手も変わっていた、というケースが多い。

相手にゴールを握られている状態は、こちらもストレスがかかる。

だから、

「この問題の、自分の中でコントロールできるゴールはどこなのか」

を考える。

そこを切り離して考えてみると、

「自分がどうしたいか・どうありたいか」

をクリアにするだけで、この課題を「課題だ」と思わなくなるくらいの認識になりそうな気がしました。

当たり前ですが、すべてのワークにはゴール(自分の行動など)がある。

今回の件では、それが自分の思考から抜けていたように思います。

本当に大切なのは「今すぐお風呂」よりもっと向こう側?

さらに、別の方とのやりとりの中で、

「私が1番大切にしたいのは、お風呂に入る・入らないよりも、もっと向こう側にあるような気がする」

と思いました。

たとえば、

「生活習慣を身につけてほしい」

とか、

「面倒くさくても、やるべきことはやる人間になってほしい」

とか。

書いていて、

今は練習中なのだから、スムーズにいかなくて当たり前でしょ

とも思えてきました。

生まれたての0歳児と比べて、急にお兄さんに見えてしまい、求めるものが増えていたのかもしれません。

そして、しんどいポイントも、

「子どもの気分で入る・入らないを決めるのがしんどい」

だけが本質的なポイントではなさそうでした。

私自身が、

スケジュールを崩したくないと強く思っていること。

そして、

「あと10分〜」

みたいに予定が宙ぶらりんになり、赤ちゃんのお風呂の時間もずれて、その間抱っこで何もできない……みたいな時間への耐性がない。

そのあたりも、結構しんどいのかもしれないな、と気づきました。

「すぐ変わる・すぐ解決する・すぐスッキリする」を求めすぎていた

もうひとつ思ったのが、

私は、

すぐ変わる。
すぐ解決する。
すぐスッキリする。

ことを求めすぎていたのかもしれない、ということです。

少しやって、【相手が変わらなければ】「ダメだ」となる。

そして次の手を考えて、自分の行動に一貫性がなくなる。

そんな状態になっていたのかもしれません。

一方で、うまくできたとき。

つまり、

「自分はこれでいく」と決めて動けたときは、「気づけば相手の行動もいい感じに変わってた」

と思うことがあります。

そういうことなのかなぁ、と。

自分がどうしたいか・どうありたいかに戻る

今回、コーチから質問をもらったことで、

自分が「根本的な解決」という大きな言葉でひとまとめにして完結させていたことに気づけました。

相手がどう動くか。

問題がすぐ解決するか。

そこまで握ろうとすると、どうしても自分ではコントロールできない部分が入ってきます。

感情をフラットにすることは、相手を思いどおりに動かすためではなく、

自分が何を不安に思っているのか。
何を大切にしたいのか。
自分でコントロールできるゴールはどこなのか。

そこを見つけるためでもあるのかもしれません。

そしてその上で、

自分はどうしたいか。どうありたいか。

を決める。

この期間で、少しでもそっちに視点を向けられるようになりたいなと思っています。

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この記事を書いた人

4歳0歳母兼業主婦の雑記ブログです。
忙しい日々の中で、自分を大事にしたり、ちょっとしたことで達成感を感じたりする方法を模索しています。
好きなのは文房具とコーヒー。
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