生後5ヶ月の赤ちゃんがいる我が家。まだまだ子どもの睡眠が安定せず、夜泣きで私も寝不足の日が続いています。
そんな毎日の中で、子どもに笑いかけたり、抱っこしたり。同じことをしていても、自分の心の中はずいぶん違うんだな、と感じることがありました。
「本当はあれをしたいのに、できない」と思いながら過ごすのと、自分のやりたいこともわかった上で「今はこれでいい」と思えるのとでは、自分の中の納得感が全然違う。
きっかけは、ライフマスタリーアカデミー(LMA)で学んだワークで、自分の気持ちを振り返ったこと。
自分の本音や考え方の癖を知り、「じゃあ、次はどうしようか?」と考えるようになりました。
今は、振り返りを、明日の私がより納得感をもって一歩を踏み出すための、大切なサイクルだと感じています。
今回は、夜泣きで感情が爆発した日と、その2週間後の自分を振り返った体験をご紹介します。
- 振り返りに興味はあるけれど、何をすればいいかわからない人
- 振り返りが苦手、面倒だと感じている人
- 感情に振り回されたり、自分を責めたりしがちな人
- 日々の選択に、もっと納得感を持ちたい人
同じ寝不足の日でも、違う選択ができた
「寝たい」から、自分責めへ
とある日、子どもが昼も夜もなかなか寝てくれず、私は「眠たい! 寝たい!」。
そこから、
「今日も絶対、一日中眠たいわ」
「眠たいから、やりたいこともできないわ」
「やりたいことができない日なんてダメだ」
と、どんどん考えが広がっていきました。
最後には、「こんな状態でも前向きな人はいるのに、私はなんてダメな人間なんだ。母親失格なのかもしれない」と自分を責め、感情が爆発。
このままの自分では嫌だなと思い、気持ちが落ち着いてから、LMAで教わった、感情と事実を分けるワークをやってみました。
振り返る中で見つかった「こうなりたい」
自分の気持ちを整理する中でふと出てきたのが、「感情整理のプロになりたい」という思いでした。
感情をほぐしたり、扱ったり、仲良くなったり。
いつかは誰かと一緒にその気持ちを見つめ、「自分はどうしたいか」を考えられるところまで伴走できたらいいな。
いまのわたしのような人に向けて。
「感情整理の人」が、自分の肩書きになるようなイメージ。
そのために、まずは自分の感情から。
感情が乱れたときのことを記録したり、感情を扱うヒントを集めたりしてみようと思いました。
「あぁ、またイライラしちゃった…」で終わらず、「データきた!」と思って観察できるようになりたい。
そんな想いが私の中に芽生えました。
2週間後、同じ「寝たい」でも
そんなことを意識して過ごしていた2週間後。また、子どもがなかなか寝てくれない夜がありました。
眠たい。寝たい。そこは同じです。
でも、その日は、
「がんばってるなー、私」
「今日は一日眠たいだろうから、やりたいことを欲張らないでおこう」
「休むことを、目標のための行動にしよう」
と考えられたんです。
そう考えたからといって、すぐに眠れるわけではありません。でも、今日はやりたいことを欲張らないと決めたことで、心の中は変わっていました。
同じように子どもに笑いかけたり、抱っこしたりしていても、以前は「本当はあれをしたいのに、できない」というフラストレーションがありました。
このときは、自分の「寝たい」「やりたいことがある」もわかった上で、「今はこれでいい」と思えたんです。
子どもが泣くことも、思うように進まないことも、「これもこれ」として受け止められる。自分の時間を「邪魔された」という感じではなくなっていました。
外から見たら同じことをしていても、自分で選んでいる納得感が、全然違いました。
今回取り組んだ、感情と事実を分けるワークについては、こちらの記事で紹介しています。
※感情に巻き込まれているときは、まず落ち着くことが最優先。無理に整理しようとせず、落ち着いてから取り組むワークです。

自分の中で何が起きていた?「自分会議」で振り返る
最初のワークでは、自分の気持ちを整理する中で「こうなりたい」が見つかりました。
そして2週間後、以前とは違う気持ちで過ごせたことで、「自分の中で何が違っていたんだろう?」と思いました。
その違いを、LMAで学んだ「自分会議」で振り返ってみました。
自分会議とは
自分会議では、頭の中の声を「欲望」「感情」「思考」に分けて捉えます。

- 欲望は、「あれがしたい」「これは嫌」など、本音を差し出してくれる正直者。
- 感情は、ワクワクやモヤモヤなど、自分の状態を教えてくれるセンサー。
- 思考は、それらの情報をもとに、どうするかを考えるマネージャーのような存在。
欲望や感情が渡してくれる情報をもとに、思考が「今日はここまでやろう」と決める。
LMAではそんなふうに学びました。
さらに、欲望には、「短期欲望」と「長期欲望」があると教わりました。
短期欲望は、「寝たい」「ダラダラしたい」など、今の自分を守ろうとするもの。
悪いものではなく、「今しんどいよ」という大事なサインでもあります。
長期欲望は、「こうなりたい」「こういうふうに生きたい」など、未来の自分を喜ばせるもの。
すぐには叶わなくても、これからの自分につながっていく欲望です。
今回は、後から出来事を振り返り、それぞれがどんなことを言っていたのか整理してみました。
自分会議の具体例|同じ「寝たい」から、違う選択へ

2週間前:思考も感情も「寝たい」に巻き込まれていた
感情が爆発したときは、「眠たい、寝たい」という目の前の欲望に、思考がめちゃめちゃ翻弄されていました。
「寝たい」
→「今日も眠たくて、やりたいことができない」
→「何もできない自分はダメだ」
まだ起きていないことまで決めつけて、自分を責める。書いてはいないけど、その裏に子どもを責めるような感情もあったような気がします。
そこに焦りや怒りも重なって、爆発していたんだな、と。
「この先どうなりたいか」「どうありたいか」も、そのときは「そんなこと考えても無意味、どーでもいい」という感じ。長期欲望さんは見えていませんでした。
2週間後:「寝たい」を眺めながら、どうするか相談できた
一方、2週間後も「眠たい、寝たい」は同じ。でも、その欲望を少し離れたところから眺めながら、自分の中で相談しているような感じがありました。
今の「寝たい」に加えて、少し先の「感情整理のプロになりたい」という思いもある。
振り返ってみると、その思いが、自分の反応を少し離れて眺める助けになっていたように感じます。
「またイライラしちゃった」で終わらず、これも自分を知る材料にできる。そんな見方ができていました。
その上で、思考さんが「今日はやりたいことを欲張らないでおこう」と選べていました。
休むことも、これからの自分のための行動だと捉えられていたんです。
比べてみて、気づいたこと
個人的に大きかったのは、「寝たい」という欲望があるままでも、どう過ごすかを考えられたことです。
「こうありたい」という思いがあることで、やりたいことを欲張らず、休むという選択にも納得できていました。
また、2回の自分を振り返る中で、「私の中では、焦りと怒りがセットになりやすいんだなぁ」と、自分の傾向にも気づけました。
欲望を受け止めて、明日への一歩を考える

この経験で感じたのは、
自分の欲望に抗うのでも、戦うのでもなく、受け止めた上で「じゃあどうする?」と考えていけるんだ
ということです。
「眠たい、寝たい」も、「自分のやりたいことを進めたい」も、どちらも自分の本音。
「そりゃ寝たいよね。やりたいこともあるよね」と受け止めた上で、今日はどう過ごすかを考える。
そこに「感情整理のプロになりたい」という思いがあると、自分の反応を観察することも、そのための一歩になります。
今日は欲張らず、休むことを目標のための行動にしよう。そうやって、自分なりに納得して選ぶことができました。
今の自分の欲望も大事にしながら、明日の自分につながる一歩を考える。
その感じが、振り返りで俯瞰したことで少しわかった気がしました。
そして、その納得感は、子どもと過ごしているときの気持ちにもつながっていました。
「本当はこうしたいのに、できない」と思い続けるのと、自分で「今はこれでいい」と選んでいるのとでは、同じ時間でも心の中が違うんですね。
少しずつ育ってきた、自分への信頼
自己肯定感が上がった……とまでは言わないけれど、
「なんだかんだ、なんとかなるかも」
「イライラしても大丈夫」
という、自分に対するほのかな自信。自分をフラットに受け止めるような感覚です。
この感覚を言葉にしようとしたとき、ポッドキャスト『となりの雑談』で聞いた言葉が浮かびました。
根っこが太くなるっていうか
となりの雑談「自分との約束」より
番組では「自分との約束」について話していましたが、この「根っこが太くなる」という表現が、今の私の感覚にも重なりました。
振り返ったことで、「今回はうまく過ごせたな」だけでなく、何が自分を助けてくれたのかにも気づけました。
私の場合は、「こうありたい」を意識していたことや、その日にやりたいことを欲張らなかったこと。
それがわかると、次に同じような状況になったとき、どうするかを考えるヒントになります。
納得感を重ねて、自分の土台を育てていく

今の私にとって振り返りは、自分が何を意識して過ごし、その結果、行動や気持ちはどうだったのかを知り、次につなげていく時間です。
「何を意識して過ごした?」
「その結果、自分の行動や気持ちはどうだった?」
「次は何を意識して、どんな選択をしよう?」
こうして振り返るたびに、自分が何を大事にしたいのか、どんなときにつらくなるのか、何が助けになるのかが、少しずつわかってくる。
その積み重ねが、「今はこれでいい」と納得して選ぶことや、自分への信頼につながっているように感じます。
自分への信頼を育てながら、明日の、来週の、来月の自分に「ありがとう」と言ってもらえる可能性を、少しずつ高めていく。
今はそんなふうに、振り返りを、これからの自分のために続けていきたいなぁなんて思っています。
参考リンク
振り返りについて、LMA主宰の西田みゆきコーチがyoutubeで詳しく説明してくれていますのでぜひご覧ください!
・欲望・感情・思考を飼い慣らす!プロコーチが教える振り返りの方法|自分を扱うプロになる自分会議|セルフコーチング|セルフマネジメント|2026年
・夢を叶える月末の手帳ルーティーン|振り返りの自分会議|新セルフコーチング手帳「ライフマスタリー手帳2027」|目標設定
・リアルな月初の手帳ルーティーン「自分会議」|手帳の中身|目標設定|振り返り|セルフコーチング|無印良品|フォーカスエイト|2025年手帳
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